2006年 11月 16日
アレルギー疾患 |
98年の日本学校保健会が実施した全国調査によると、アレルギーと診断された子供は四割を超えてきました。服部幸應著 『食育のすすめ』より抜粋
アレルギーとは、特定の食べ物(卵、乳、小麦、そば、落花生 以上5品は表示が義務付けられているもの あわび、いか、いくら、えび、オレンジ、かに、さけ、キウイフルーツ、牛肉、くるみ、さば、大豆、鶏肉、豚肉、まつたけ、桃、山芋、りんご、ゼラチン)などの摂取により、体質に異常に敏感な反応を起こす症状を言います。
アレルギーの原因は、昔のように単純でなくなってきています。食品自体がいろいろな農薬によって生育しており、私たちは長年、それを受け入れていることによって、体質の変化を起こしているのかもしれません。また、脂肪酸の摂取も問題になってきました。そして、4ヶ月くらいから与える離乳食の問題も取り上げられています。本来、生後12ヶ月までは離乳食を与えないほうがよいのではないかという研究があります。12ヶ月未満の乳児にとっては、腸の中に母乳や人工乳以外の離乳食(タンパク)が入ってくると、それを分解する能力が備わっていないために分解できず、そのまま吸収して抗原になり、アトピー体質等になる可能性が指摘されています。その他、子供たちの体温にも異常が起こっています。朝は低体温(35℃以下)、下校時に37度以上になっている子どもも見られます。
私は今、保育所のお手伝いに行っていますが、子ども達を見ていると何でも早く出来るようになるんだなぁと感じています。私の子育ては『ゆっくりその子のペースで』が基本だったので、『そんなにすぐに大きくならなくても・・・』なんて思ってしまいます。
子育ての時期は大変かもしれませんが、その子の一生の方が大切ですよね。あまりあせらず、ゆっくり子育てをして欲しいなぁと思います。
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by onaka_suita
| 2006-11-16 14:54
| ★考える