2006年 09月 22日
思春期は生涯最高に栄養素を取るべき時期 |
10歳から17歳までの思春期は著しく体が成長し、さらに骨密度も18歳から20歳にかけて大きく成長する時です。(服部幸應著 食育のすすめより)
しかし、家族から離れて1人で食べたがる”孤食(個食)”傾向になり、スナック菓子の買い食いをしたり、菓子パンを食べたり、自分の嗜好に合った偏った食事を取りがちで栄養上の障害を起こしやすくなります。
さて、女子の場合は、”やせ願望”がつのり、欠食や減食をすることが多くなります。これはエネルギー、たんぱく質、カルシウム、ビタミン、鉄などの不足により、思春期貧血、低体重、脱力感、無力感を引き起こし、成長な成長に悪影響を及ぼします。
10代でも無月経となったり、極端な場合、神経性食欲不振症から栄養失調に陥ることもあります。
反対に過食は、家庭内や友人とのトラブル、勉強に関しての悩みなどの心理的ストレスが誘引となっています。この時期の肥満は、生活習慣病の原因になりやすく、要注意です。
思春期は生涯において最も栄養素を摂取すべき時期であります。
今の中学生や高校生の子たちはすらっと背が高く、足も細くて長い。あごも細く顔が小さい。
スタイルはいいけど、みんな健康なんだろうか?
by onaka_suita
| 2006-09-22 14:56
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